兄弟姉妹トラブル回避!
自力で遺産分割協議書を作成するステップ・必要書類・書式例と、行政書士へ依頼した場合の費用・メリットを比較解説します。
目次
遺産分割協議書とは?

遺産分割協議書は、相続人全員が「誰が何を相続するか」に合意した内容を1枚にまとめた書面です。
- 法的根拠:民法907条(共同相続人の協議)
- 用途:不動産名義変更・預貯金解約・相続税申告の添付書類
法務局が公開する公式記載例 PDF(A4・2枚)には、相続人の氏名・住所・相続財産・署名押印が最低記載項目として明示されています。
相続トラブルの51%は兄弟姉妹!
――“協議書がない”と揉める現実。

相続手続き経験者344名への調査によると、
トラブル相手のトップは「自分の兄弟」51%。
- 介護貢献度の差
- 財産評価の食い違い
- 実印を押さない“押印拒否”
…などが主因です。
早期に協議書を作成し、合意を文書化することがトラブル回避の第一歩となります。
【STEP別】自分で作る遺産分割協議書
法務局の公式記載例をもとに整理しますね!
1:相続人と財産を確定
- 戸籍一式を取得し、相続関係説明図を作成。
- 不動産は登記簿謄本、預貯金は残高証明、証券は取引報告書を集めます。
2:協議内容を決定
- 法定相続分・代償分割・換価分割のいずれかを家族会議で合意。
- 不動産は「所在・地番・地目・地積」を登記簿どおりに書き写します。
3:協議書を作成(公式 PDFを参照)
法務局記載例 PDFを開き、下記6項目を転記すれば形式ミスを防げます。
- 相続人全員の氏名・住所
- 被相続人の氏名・死亡日
- 相続財産の一覧(不動産・預貯金など)
- 取得者と配分
- 代償金の支払い有無
- 作成年月日・署名・実印押印
4:相続人全員が署名・実印押印
- 1通に全員が署名押印するか、各自ページを署名後に製本。
- 印鑑証明書(発行後3か月以内)も必ず添付します。
5:法務局・金融機関・税務署へ提出
手続き | 必要書類 | ポイント |
---|---|---|
不動産名義変更 | 協議書原本・相続登記申請書 | 登録免許税=固定資産評価額×0.4% |
預貯金解約 | 金融機関所定書式・協議書コピー | 印鑑証明書を添付 |
相続税申告 | 協議書写し・財産評価明細 | 10か月以内に提出 |
公式の記載例があるとはいえ、
自分で実施するのはハードルが高いもの。
そんな方は行政書士に依頼するのが負担がなくおすすめですよ。

自作 vs. 行政書士依頼
費用・手間・安全度を比較します。
項目 | 自作 | 行政書士依頼 |
---|---|---|
報酬 | 0円 | 平均6万円前後(相続財産調査別途) |
戸籍・証明取得 | 自分で役所巡り | 取得代行(戸籍1通1,000円前後+報酬) |
文案チェック | 自己責任 | 法令・登記実務に適合 |
リスク | 記載漏れ → 登記却下 | 不備ゼロ、補正不要 |
おすすめ度 | 財産少・関係良好なら◎ | 財産複雑・対立懸念なら◎ |
行政書士へ依頼するメリット3選

- 不備ゼロでワンストップ
- 協議書 → 法定相続情報一覧図 → 登記申請代理まで一括サポート
- 感情対立をファシリテート
- 中立立場で兄弟姉妹の溝を緩和、調停回避率アップ
- 実費込みでも費用30万円未満が55%
- 相続手続き総費用調査(鎌倉新書 2024)
よくある質問(FAQ)
Q:相続人の一人が音信不通。協議書は作れますか?
A:住所調査後も連絡が取れない場合、家庭裁判所に「不在者財産管理人」選任を申し立て、代理人を立てて協議書を作成します。
Q:実印を押した後、内容を変更できますか?
A:登記や相続税申告前であれば、全員再合意のうえ再作成が可能です。再度印鑑証明書が必要になります。
まとめ|“早めの協議書作成”が兄弟姉妹トラブルを防ぐ
- 兄弟姉妹トラブル51% —— 合意内容を可視化する協議書は必須
- 自作の場合でも公式PDF+書式例で形式ミスを防止
- 財産が複雑/感情対立があるなら行政書士依頼が安全・時短・コスパ◎
まずは無料相談で費用見積りと作業分担を確認し、手戻りのない相続手続きを進めましょう。
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