行政書士ささき事務所

【おすすめテンプレートも】5ステップ!エンディングノートの書き方

「エンディングノートって何を書くの?」

「書いてみようと思ったけど、手が止まってしまった」──

そんな方のために、この記事では今すぐ書き始められる具体的ステップとともに、目的や書くべき内容をわかりやすく解説します。

「書かなきゃ…と思ってはいるけど、何から書いたらいいかわからない」──そういう声、本当に多いんです。

エンディングノートとは?何のために書くの?

エンディングノートとは、自分が亡くなったあとの希望や手続きを家族や周囲の人に伝えるためのノートです。

遺言書のような法的効力はありませんが、以下のようなメリットがあります。

  • 家族の精神的・実務的負担を減らせる
  • 自分の意思を明確に伝えられる
  • 相続や葬儀でのトラブル回避につながる
  • 自身の人生を見つめ直すことができる

実際に行政書士としての経験からも

「ノートがあったから安心して準備できた」「本人の希望が分かって助かった」という声は非常に多く寄せられます。

「エンディングノート」と「遺言書」は目的から全く別のものです。
以下でも解説しています!

書きやすくするための5ステップ

ここからは、今すぐ始められる記入の手順をご紹介します。

ぜひノートをお手元にご準備して、以下の5つを書いてみてください!
ステップごとにページを分けるのがおすすめですよ。

ステップ①|基本情報を書く

  • 氏名、生年月日、血液型
  • 住所、電話番号、家族構成
  • 緊急連絡先、かかりつけ医など

ステップ②|医療・介護の希望を記入する

  • 延命治療の希望(しない/してほしい)
  • 認知症や寝たきりになった場合の介護方針
  • 医療費や介護費用の支払い方法

ステップ③|葬儀・お墓についての考えを整理する

  • 葬儀の希望(直葬・家族葬・一般葬など)
  • お墓の形態(先祖代々・永代供養・樹木葬など)
  • 宗教・宗派、戒名の有無

ステップ④|財産や相続の情報を書く

  • 銀行口座や保険、年金の情報
  • 不動産、貴金属、借入金の有無
  • 遺言書の有無と保管場所

ステップ⑤|メッセージを書く

  • 家族や友人への感謝の言葉
  • 伝えておきたい想いや思い出
  • 最期に残したい言葉

行政書士がおすすめする!エンディングノートのテンプレート

東京都足立区では、完成度の高いエンディングノート(PDF版)を無料配布しています。

リンクはこちら:
足立区 エンディングノートテンプレート

  • 役所の公式テンプレートなので安心して使える
  • 医療・介護・相続まで網羅された充実の内容

内容がしっかりしていて本格的な分、ボリュームも多めになります。

「毎日10分」「寝る前のちょっとした時間」など、
時間を決めて、小分けにして書き進める
のが挫折しないコツです。

よくあるつまずきポイントとその解消法

つまずき①|何を書けばいいのかわからない

→ テンプレートや記事の例を参考に、まずは「書けるところから」始めましょう。

つまずき②|内容が変わってしまいそうで不安

→ 定期的に見直せば問題ありません。書いた時点での気持ちを大切に。

つまずき③|見られるのが恥ずかしい

→ 家族や信頼できる人にだけ見せる前提で大丈夫。保管場所も工夫を。

書き始めはハードルが高く感じるかもしれませんが、ひとつ書けば次に進みやすくなりますよ。

ケーススタディで学ぶ|書いていたからできた、家族へのスムーズな引き継ぎ

たとえば、ある60代女性は認知症の兆しを感じた段階でノートを記入し始めました。

記載されていたのは:

  • 金融資産と保管場所
  • 延命治療を希望しない旨
  • 葬儀は身内のみで静かに行ってほしい

このノートのおかげで、残されたご家族は迷うことなく行動でき、

「お母さんの本当の気持ちが分かって本当によかった」と感謝の言葉を残されました。

家族のために、今から準備をすることは大切ですね!

行政書士に相談するメリット

  • 遺言書や法的手続きとの違いを正確に把握できる
  • 死後事務委任や身元保証などのオプションも相談できる
  • 相続・介護・保険など多岐にわたるアドバイスがもらえる

私も、行政書士として、あなたの想いを“きちんと伝わるカタチ”にするお手伝いをします。

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まとめ|未来の安心は、今日の一歩から

エンディングノートは、未来の自分と家族への“贈り物”です。
形式や完成度にこだわらず、まずは書いてみましょう!

📌行政書士ささき事務所でも無料相談を受け付けております!