NHK土曜ドラマ『ひとりでしにたい』(綾瀬はるか主演)から学ぶ終活と孤独死対策。エンディングノート・任意後見・死後事務の具体策を行政書士がわかりやすく解説していきます。
目次
ドラマが映す「孤独死の現実」と、今すぐできる3つの備え
もしも、自分が亡くなったとき
誰にも気づかれず、ひとりで見送られなかったら…?
NHK土曜ドラマ『ひとりでしにたい』は、そんな孤独死の現実から始まります。
主人公・山口鳴海(綾瀬はるか)は、伯母の孤独死をきっかけに終活を始める39歳の独身女性。
このドラマは、ただのフィクションではありません。
実際に日本では、年間4万人以上がひとりで亡くなっていると推計されています(東京都監察医務院/NHK報道 ほか)。
この記事では、ドラマをきっかけに「終活って必要なの?」と思ったあなたに向けて、
いますぐできる3つの備えを行政書士の視点からご紹介します。

終活は「高齢者だけのもの」ではありません
鳴海は 30 代で終活を始めます。これは決して珍しいことではありません。
- 親の介護が始まる40代、50代の方
- 独身・子どもがいない方
- 家族と疎遠な方
- 一人暮らしをしている方
実際、当事務所へのご相談者も「まだ元気だけど不安で…」という60代未満の方が年々増えています。
『ひとりでしにたい』が教えてくれる3つのリアル
① 誰かに発見されるとは限らない
鳴海の伯母は、誰にも看取られず自宅で亡くなります。
これは現実でも起きています。
東京都監察医務院によると、23区内だけでも孤独死は年間5,000件超。
② 遺品整理や口座解約で家族が困る
死後の手続きは30項目以上。遺言がなければ相続も進まず、
残された人が「何から手をつければいいか分からない」状態に。
③ 親のこと、自分のこと、両方に備えが必要
鳴海のように「親の老後も気になる」という声は多く、
「親の終活も手伝いたいけど、自分のも不安…」というケースは非常に多いです。
今すぐできる終活3ステップ
ステップ1:エンディングノートを書く
まずは紙とペンでOK。次のようなことを書いてみましょう:
- 医療・延命治療についての希望
- 連絡してほしい人リスト
- 財産や保険のメモ
- デジタル遺品(スマホ・SNS)の扱い
- ペットや家のこと
書いておくだけで、残された人が助かります。
遺言書との違いって?という方はこちらの記事をご覧ください!
ステップ2:任意後見・死後事務委任で法的な備え
認知症や死亡後の手続きを信頼できる人に任せておく制度です。
項目 | 主な内容 |
---|---|
任意後見契約 | 判断能力が落ちた後の生活支援(お金の管理・施設入所など) |
死後事務委任契約 | 死亡後の手続き(葬儀、納骨、公共料金・SNS解約など) |
行政書士が契約書作成〜手続きまでサポート可能です。
ステップ3:まるっと頼れる「丸々おまかせパック」
行政書士ささき事務所では、生前から死後の手続きまで、すべてまとめてお任せできる
【丸々おまかせパック】をご用意しています。
対応内容:
- エンディングノート作成
- 公正証書遺言作成
- 任意後見契約・死後事務委任
- 遺言執行者の就任
費用目安は、報酬100万円+実費(公正証書費用・葬儀代など)です。
追加費用は内容ごとに明朗にご案内しています!
よくある質問(FAQ)
Q.30代・40代で終活って早すぎませんか?
A.そんなことはありません。ドラマでも描かれているように、早めの備えがあるからこそ「自分らしく生きられる」準備になります。
Q.家族と疎遠でも依頼できますか?
A.もちろん可能です。行政書士が中立な第三者として契約や実行を担います。
まとめ|ドラマを「きっかけ」に、自分の人生を整えよう
ドラマ『ひとりでしにたい』はフィクションでありながら、現実の課題をリアルに映しています。
大切なのは「自分には関係ない」と思わず、今から行動にうつすこと。
まずは一度、無料相談をご利用ください。
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出典:NHKドラマ『ひとりでしにたい』公式サイト/NHK報道/東京都監察医務院統計/厚労省高齢者白書